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「盗まれた手紙」そして、今年はこれにておしまいです

今日は晦日。今年も明日で終わりである。何よりも大きな病気や怪我もなく健康に月日を送れたことはありがたい。いろいろと新しいこと、充実した体験もあったが、忙しさにかまけなんとか最低限のことをやるだけですませてしまったことや、時間切れでやれなかったこともある。来年は躍進を、と言いたいところだが、やはり一歩一歩着実に進んでいくしかない。

日本ラカン協会の機関誌「I.R.S.ージャック・ラカン研究」第14号「特集:盗まれた手紙」が届いた。盗まれた手紙というのは、ラカンの著書「エクリ」の冒頭に収録されている重要かつ有名な「「盗まれた手紙」についてのセミネール」のことを指す。ラカンはエドガー・アラン・ポーの「盗まれた手紙」という小説を題材にして精神分析を論じている。今回の最新号の機関誌では、冒頭に若森栄樹氏による邦訳、続いて数人の論客による座談会が収録されている。おもしろそうなので、さっそく正月に読んでみたい。

それにしても、この年末の慌ただしい時期に会員に年内に機関誌の最新号を届けようと、事務局では発送の大仕事をしてくださった。そのことに感謝したい。

そして、仕事の上で、あるいは趣味の領域で、あるいは知人・友人関係で、いろいろな人々にお世話になった。おそらくはそのほとんどの方々がこのブログを読んではいないだろうが、ここに私の感謝の気持ちを記しておきたい。

この記事をもって私の今年のブログをおしまいにしようと思いますが、ブログを読んでくださるみなさまに感謝申し上げます。このような、あっちへ行ったりこっちへ行ったりで的の絞れない内容のブログを訪問して頂きましてありがとうございました。
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