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反省と許容

コロナ関連での状況もだいぶ変わってきて、最近はあちこち人出が多い。先日、立ち食いの蕎麦屋で行列ができていてビックリした。立ち食いはいわゆる客の回転が早いわけだが、それでも行列になっている。一方で、カフェに入れず待っている人がいるので、すぐに入れるので重宝していたカフェに行ってみると閉店になっていたということもあった。

ある飲食店に入ると、初めて見る店員がいた。注文してもいったいどんな食べ物だろうという架空の名前を呼称したりで心許ない。梅酒を頼んだところ、ふつうのものではなくブランデー梅酒を注いでしまったらしい。ベテランの店員が「間違って注いでしまったんですけど、いります?」と聞いてきた。私には1杯で十分なので、断った。その後が問題なのだ。ブランデー梅酒ってどういうものなんだろう?ふつうなら注文しないところ、せっかくの機会なのだからもらえばよかった。いや、2杯も飲むのは飲みすぎだ。気分が悪くなるだろうし飲みすぎだ。いや、やってみないで、あれこれ考えるのはよろしくない。等々、余計な考えが湧いてくる。ちびちびと梅酒を飲んでいるうちに料理が来た。食べ終わる頃にはなんとなくホワっとしてきて酔いが程々に回ってきたようだ。やはり、このくらいが丁度いい。1杯にしておいてよかった。

ということでぐだぐだした迷いも収まったのだった。いろいろな状況で似たようなことはあるのだろう。人との関係でも、自分が言ったこと、メールしたことで、後であれはどうかなと思ってしまうことがある。日常生活ではどんどん判断しやっていかなければならないことが多い。たとえ熟考したとしても、それがベストかどうかはわからない。迷いだせばキリがないのだ。

大事なのは反省と許容ということなのではないか。自分の行為をすべて正しいと思って、何も反省しなければ傲慢であり進歩はない。かと言って、あまりに自分の至らなさを責め続けるというのも行き過ぎであろう。振り返った上でそれはそれでよしとして、前へ進む。まあそんなやり方がいいのではないのだろうか。というのが今日の自由連想である。タイトルは、反省と許容としよう。
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