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文明の転換点

新年度4月もそろそろ終わりに近くなってきている。ふつうなら、気持ちも新たにという時期なのだが、コロナウイルス感染症のため、なんだか現実なのか夢なのか映画の世界なのか、頭がクラクラしそうな昨今である。気を取り直して落ち着いて一歩一歩進むしかない。

このブログはさして情報提供というわけでもなく、何かを主張しようというわけでもなく、思いついたことを書いているだけなのだが、たまには以前書いたことを振り返ってみよう。2014年と2015年の新年の抱負、あるいは標語のようなものとして、「自然 健康 平和」を挙げている。平凡だが、自分なりに気に入って2年続きで書いたようなのだが、この三つが大事なことだという感覚は常々持っている。今はコロナによる緊急事態により、あらまどうしようと慌て、これからどうなるんだろうと不安になるということになりがちかもしれないが、「自然 健康 平和」というものを見据えながら生きていきたいと思う。

コロナがなかったとしても、環境破壊、二酸化炭素や原発を含めたエネルギーの問題、資本主義の行き詰まりによる貧富の差の拡大などの弊害など、この世界の存亡に関わるといってよい問題は山積していた。たとえば、格安航空会社の台頭も、安く移動できることや多くの人々が移動し直接交流できるという意味ではよいことだろうが、あまりにも多くの人が気軽に飛行機に乗るのは資源の浪費や二酸化炭素の増大という観点からはいかがなものか、という疑問を感じていた。格安航空を否定しようというつもりはない。ただ、度を過ぎるということのマイナス面は見ておく必要があるだろう。リニアも早くて便利だろうが、エネルギーのことを考えれば新幹線の方がよい。そんなに急ぐ必要があるのだろうか?アルプスをぶち抜くトンネルに弊害はないのか?

自分や自社が儲かればよい、便利さにかまけてその裏にあるマイナス面をみない、自国だけよければよいというファースト主義。本当にそれでよいのだろうか?

コロナを単に怖い感染症として捉えるのではなく、文明の転換点として大きくものごとを見ていくことも考えたいものである。
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