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鮮度

外出自粛で運動不足にはなるし、会社の倒産や経営が厳しいなど経済の落ち込みがひどいというニュースやらで、こころも不景気になりそうな気分でよろしくない。何かよいことはないかと考えてみれば、先日、抽選に当選したシャープのマスクが届いた。手持ちのマスクの在庫が危うくなっていたところを救われた。あまりに購買希望者が多く抽選制にしたそうで、当たる倍率はかなり低く難関らしいのだが、どういうわけか当選した。めでたし、めでたしだ。一方、アベノマスクも政府からの10万円給付金の申込書もまだ届いていない。いつ来るのか音沙汰さえないが、じっと待つことにしよう。

私は昨年末で日本ラカン協会の理事を退任したのだが、新しい布陣ではかなりの理事が若手に世代交代した。今後の発展に期待したい。私自身はもう学術的な分野にはあまり関心がない、というより体力的にあれもこれもというわけにはいかないということがあるのだが、今後は臨床実践に集中したい。

かなり久しぶりに本屋に行った。神田橋條治先生の「治療のこころ 第二十五巻 問いに答える十三」を購入した。2020年3月下旬に初版ということなので、できたてのホヤホヤだ。例によって、書評ではなく、これから読みますということで、冒頭の数行を以下に引用しておく。(10ページより)

 ボクは、前もって質問をじっくり読んでじっくり考えてくることをしないようにしてるんです。鮮度が悪くなるんだよ。ボクの連想のね。出てきた連想をいじってまとめちゃうから、鮮度が悪くなって、鮮度の悪くなってることを皆さんの前意識が感じ取るだろうと思ってるんです。(以下略)

うーん、アドリブなのだな。いい加減、録音でなく、ジャズのライブ演奏が聴きたい。

nice!(20) 
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