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今年も残り少なくなり、シンポジウムなど

今年も残りあと1か月余りとなった。そして数日前には関東地方で11月としては珍しく雪が降り、日によってはずいぶん冷えるようになってきた。慌ててダウンジャケットを出したりでなにかと慌ただしい。

9月から12月初旬にかけては学会やワークショップ、研究会などが多いのだが、私の参加するものでは、12月11日(日)の日本ラカン協会の大会が今年最後の催しである。午前は研究発表、午後はシンポジウムというスケジュールで、シンポジウムのテーマは「主のディスクールの現在」となっている。なお、昼休みに行われる総会以外は会員でなくても参加できる。

最近、私の所属する豪州のラカン派精神分析の組織から年会費の請求が来た。外国に送金するのは私にとっては面倒な作業で、まだ送金できずにいる。そう言えば、もうしばらく豪州に行っていない。南半球なので今は夏になりそろそろ暑くなってくる頃だろう。街中では聖歌隊が歌っているかもしれない。最初、私が聖歌隊がクリスマスの歌を歌っているのを見て、この暑い最中に何をやっているのだろう、と訝しく思ったことを思い出す。ふと、我に返るとそうだそろそろクリスマスなのだと気づいたのだった。クリスマスは寒い時期にあるという思い込みにも気づかされた。豪州で生まれ育った人にとっては、もちろんブラジルやアルゼンチンなどもそうだが、クリスマスは夏の風物詩であろう。

年の区切りというのはいろいろなことを人に意識させる。ふだん諸事に追われて雑多になっている物を整理しようとしているうちに、豪州のスーパーマーケットの領収書が出てきた。食料品や雑貨を売っているごく普通の店で Coles (コールズ)という名前だったが、まだ同じようにあるのだろうか?豪州の牛肉は安いけれど大味だ。等々、何気ない、くだらないと言えばくだらないような思い出がいろいろ湧いてくる。

さて、大晦日まで長くない日時だが、充実した時にしたいものだ。
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