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4周年

このブログを始めたのが2012年10月、それから丁度4年が経過した。ブログを自分で書いてみるというのはどういうことなのか、と試しに書いてみたのが始まりだった。最近は記事を書くペースが落ちてしまったが、このところ書く余裕がなくなってきたのと、一度書いたことはなるべく繰り返さないという思いがどこかにあったため、書けることも狭まってきたことは感じる。論を立てるということではなく思いついたことを書くようにしているが、臨床家としては個別の事例のプライバシーに関わることは書けないので、思いついたことのかなりのものはボツにするしかない。4年も経ったのなら初期の頃の記事は読んだことがない人も多いのかもしれないので、それほど重複を避ける努力をする必要はないのかもしれない、と最近は思い始めたところである。それに、何を書いたか、何をボツにしたかも、定かではなくなってきている。

思いつきなので、後になれば訂正したくなるような考えもあるし、あるいは今もその通りだという考えもある。敢えて逆説的な書き方をした場合もあるかもしれない。注目されていない事柄を取り上げ、それが後になって知られるようになったり、予想があたる、あるいははずれるということもあっただろう。また、一応のテーマは精神分析や精神医学としているが、そこにかろうじてひっかかることや、直接的には関係ないように思われることも含まれている。雑多なものになってしまい読みにくい点はあるかもしれないが、ご容赦いただきたい。

いずれにしても、もしこのブログを読んでいただけるのなら、情報収集というよりは、何かを考えるヒントにしていただけたら嬉しい。インターネットの発達で情報の収集についてはかなりのことができる時代である。しかし、仕入れた情報をどう解釈、あるいは分析し、さらに自分の頭で思考する。このことが大事なことは、声を大にして言いたい。限られた情報に流されたり鵜呑みにしてしまう、それは情報を得ない状態よりもむしろ怖いことではないだろうか。




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